むしろアマチュアの演劇活動を!!
【前書き】-小難しかったらごめんね・・・
いまの世の中、なんでも商品化(もの化)されてしまうでしょう。
物的資源だけでなく、人的資源までもが市場価値として測定可能なものとされてしまいます。
個人的人格もブランド化され枝葉をつけて商品と なり、市場に出回ります。
しかし本来ひとの価値とは決して何かで測られることもできなければ、比べることもできないものなのではないでしょうか?
すべての「こと」が商品化され相対化されてゆく現実にあっても、自分自身のかけがえのなさという絶対的価値を守り、育み、大切にしてゆく、そこにおいて人間としての本当の誇りをもってつつましくも生きてゆきたいと思うのです。
したがってATの活動は、商品化することにもされることにも断じて抵抗するのです。この意味でアマチュアの演劇活動はひとつの「態度」のことなのです。
アマチュアシアターのコンセプト8か条
- 芝居は本来遊び、だから芝居は楽しくて面白い。
- 芝居は教育的な場、だから芝居はひとを成長させてくれる。
- 芝居は芸術、だから芝居は難しく、そして素晴らしい。
- アマチュアシアターは難しいことに挑戦する。
- アマチュアシアターは勤労者が中心、厳しい現実の中からこそ、きれいな花は咲く。
- アマチュアシアターは世代を超え、社会的経済的立場を超えて体験を共有する。
- アマチュアシアターはアマチュアだからこそ、純粋に芝居や芸術を、自己自身を追究する。
- アマチュアシアターの願いは、みんながひとつになること。