全3ステージ無事終了いたしました!この公演に関わってくれたみなさん、当日スタッフとしてベストを尽くしてくれたみなさん、そして劇場まで足を運んでくださり、私たちのアマチュア演劇活動に立ちあってくださったお客さま、本当にありがとうございましたm(_ _)m
ごあいさつ
「難しいことを易しく、易しいことを深く、深いことを面白く」
人の心を掴む数々の名作を生み出した日本を代表する劇作家であり、日本文学の大功労者である井上ひさし先生の作品を、本当にさせていただいてもよいのだろうか。
私達は、そんな畏れ多いという気持ちを土台にして、「キネマの天地」に込められた沢山のものを学ばせていただいてきました。
この世界には、演劇芸能文化に魂を捧げ、命を削るほどの努力をしておられる方々が多勢いらっしゃいます。そして私達に喜び楽しみをくださり、怒り哀しみを解きほぐす力をくださっています。
その方々の化身を演じる、その人生を感じて板の上で動き、生きるという大きな学びの中で、私達は人として成長させていただいてきたように感じています。
この作品に育てられてきた私達の拙い感謝の言霊と、この舞台を見守りにはるばる来てくださった皆様の愛が、今日の「キネマの天地」を生み出し育てているのならば、天上の先人達も喜んでくださるのではないかと信じています。
過去には感謝を、現在には信頼を、未来には希望を、春の初めの花立ち時に、感謝を込めて。
アマチュアシアター第四回公演
作:井上ひさし
ときは昭和十年、ところは築地東京劇場の裸舞台
劇場:中野あくとれ
info@amateur-theater2006.com
演出:山本啓輔
照明:榊原大輔 音響:由利優樹 山本啓輔